ザッケローニはファンハールになれるのか

日本VSパラグアイ戦

欧州組が両国共に戻ってきて
まさにリベンジマッチという様相を呈して
中々ハイレベルな試合だったキリンチャレンジ。

香川君の縦横無尽な活躍が目立ち
この選手が本田君や松井君と共に前線のキーマンになるのはほぼ確定。
プレイスタイルが絶好調時のリベリーと被ると思ったのはオレだけだろうか。
アジリティのあるリベリーはドリブルのキレはさることながら
コンビネーションで相手を崩すのが巧い。
神出鬼没で前線に絡むのも巧い。
また、ハイプレッシャーの中でも技術が落ちない。
香川君にはそれが既に備わっている。
アジアカップ、コパアメリカが楽しみです。

さて
原さんが良く頑張って連れてきたザッケローニですが、
過去の代表監督選考ではまあ中の上くらいの成果。
アホなマスコミが変なプレッシャーをかけるから、中の上の監督になった。
もっとゆっくりやっても良かったくらい。

イタリア国内では斜陽の監督と言われているこの監督。
10年前にあまり戦力が乏しくなかったミランをスクデットに導いた監督を
オレは好きでも嫌いでもなく
リッピ、アンチェロッティ、カペッロより評価は低いが
マンチーニよりは良い監督と見る。

岡田監督がカルチョに傾倒していたので、
原さんは最後の最後で現実路線に戻ったとも思えるが
国外で実績のないザッケローニはある意味ギャンブル。
賭け的な部分は大いにある。

昨季ユーヴェで最初3バックが巧くいかず4バックに変えたり、
カンナヴァーロの衰退、ダブルボランチ(フェリペ・メロ、シソコ)の不調もあいまって成績の上がらなかったユーヴェ。

大変な賭けだと思う。

ザッケローニの就任会見を聞く限り
慎重で柔軟性があり
何よりも「チームの協調」を大事にするポリシーを表明しているので
若干の期待は持つが。

アヤックスで一時代を築き、
バルサやオランダ代表で斜陽し、
AZでやや復活し
バイエルンで完全復活したファンハールと何となくダブる。

AZの時のやや復活レベルの実績を残して欲しいものだ。

そして彼はカルチョの国の人間だ。
必ず負けないサッカーを標榜する。
結果が全て。

岡ちゃん時代よりももっとポゼッションが落ちる配置をする気がする。

アジアカップでは内田、森本を使い
コパアメリカでは駒野を使い、森本を外すというような現実的な配置をするだろう。

何となく寂しい感じもするが、
何よりも結果と目の前で見せてくれる色を見たいもんだ。

ただ
ユーヴェ時代を見る限り
あまり彼のサッカーに色、を感じたことはない。